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Jim Beard（ジム・ベアード）
ジム・ベアードは、ローランド・ハナ、ジョージ・シアリングといったロマンティシズムあふれるオリジナルで端正な演奏をみせるアーティストに師事したピアニストで、パット・メセニーの『シークレット・ストーリー』や、ウェイン・ショーターの作品にも参加。またアレンジはドン・セベスキーに師事し、マイケル・ブレッカー、ジョン・マクラフリンらにも楽曲を提供してきたほか、デニス・チェンバース、マイク・スターン、イリアーヌほか、数々の名アーティストのアルバムもプロデュース。リーダー作は、90年の『Songs of the Sun』以来6作ながら、CTIでのサウンド・クリエーションを含め、そのセンスの良さは現代屈指。
 

The Metropole Orchestra（ザ・メトロポール・オーケストラ）
1945年創立、オランダ公共放送局の援助によって運営されるオランダの混成オーケストラ。ストリングス・セクションをもつ総勢60人からなる大所帯アンサンブル集団で、ジャズ、ポップスをはじめ、民族音楽からヘヴィメタルまで幅広いレパートリーを持つ。ドルフ・ヴァン・デル・リンデンが80年まで率いた後は、ロジャー・ヴァン・オッテーロー、ディック・バッカー、ヴィンス・メンドーザが引き継ぐ。メンドーザが国際的地位に引き上げると、2013年8月からジュレス・バックレイへ継承。これまで世界的に著名なアーティストと数多く共演し、イヴァン・リンスとの共演盤ではラテン・グラミー賞の最優秀ブラス・アルバムを受賞。

Vince Mendoza（ヴィンス・メンドーサ）

1961年11月17日生まれ、米・コネティカット州出身の作・編曲家／指揮者。幼少よりトランペットを学び、クラシック、ソウル、ジャズの影響を受けて育つ。83年にオハイオ州立大学作曲学科を卒業。その後、ブルーノートと契約し、90年に『スタート・ヒア』、翌年に『インストラクションズ・インサイド』を発表。以来、ロンドン響を指揮した『エピファニィ』、ルチアーノ・スーザ、グェン・レらが参加した『ナイト・オン・アース』などの話題作を制作。また、ロビー・ウィリアムズ、ビョークほかの編曲を手がけ、ジョニ・ミッチェル作品での2度を含む6つのグラミーを受賞。指揮者としても欧米、日本、スカンジナヴィアで頻繁にゲスト出演している。